自己紹介と注意

管理人の荀彧(Junniku)です。
2017年の秋頃から仮想通貨に魅せられて今に至っています。このブログでは趣味の領域で仮想通貨や取り巻く法規制や動向について呟いたり紹介していきます。
ブログの目的
仮想通貨について自分が受けた衝撃を思い出しながら、規制動向や法令の紹介などを分かりやすく伝え、外側はソフトでも内側には芯がある桃(?)のようなマニア受けするブログを目指したいと思います。最初は情報収集しかしていませんでしたが、色々皆さんの発信している情報を参考にここまで来れた部分もあり、私になりのやり方で貢献できればと思います。でも、ちょっと硬い記事を書くと疲れるので雑記ブログになるかもしれません。
管理人の紹介
管理人の荀彧ですが、本職はかれこれ10年以上の弁護士です。元外資系法律事務所出身で金商法を含めた規制関連のアドバイスやM&Aなどに携わっていましたが、今は某企業の中にいます(仮想通貨無関係)。管理人名の荀彧という名は、分かる方には分かると思いますが、2ー3世紀の中国の歴史書である三国志に出てくる魏の国の名軍師の名前に由来しています。昔から好きな軍師の1人です。
サイト名は、前線で敵陣を観測する観測所に由来していて、仮想通貨などの動向と将来の方向性を観測したいと言う思いから命名しました。ちなみに、サイトトップの城壁の写真は、ビザンチン将軍問題に敬意を表して、ビザンチン帝国(すなわち東ローマ帝国)の首都コンスタンチノープル(現インスタンブール)の三重の城壁です。ちょっと、廃墟の写真に見えなくもないですが、サイトが廃墟になってもいつでも対応できるメリット付きです(笑)。
仮想通貨・暗号資産の出会い
その昔、仮想通貨について知っていることといえば、Mt Gox事件で外国人投資家が騙されたと騒いでるニュースしか知らなかったのであの怪しいやつか、という印象以外ありませんでした。(あの時に何故調べて買わなかったのか…というのは禁句です。笑)。時は流れて昨年夏頃、全く偶然にニュースサイトか何かで盛り上がっている仮想通貨の記事を読みました。Mt Goxで終わったと思っていたら仮想通貨という世界に何が起きているだろう?と不思議に思い、怪しいとの先入観を脇に置いてインターネットでサーチし始めたところ、ビットコインとビットコインを支えるブロックチェーンに出会った訳です。とりあえずNakamoto Satoshi論文を読んで意外と簡潔で短い内容ながらとても革新的な印象を受けました。これは来るべき未来のテクノロジーではないかと、何か黎明期特有のダイナミズムを感じちょっと感動したんですよね。更に文系で歴史好きの私にも個人的にビビッと来たのかビザンチン将軍問題でした。新しいもの好きな性格も合わさり、Amazonで本や電子書籍を何冊も購入してあれこれ調べ始め、そうこうしているうちに年明けの暴落にも巻き込まれたりしている内に、仮想通貨の世界にプライベートをどっぷり占領されてしまいました。
最初は弁護士という立ち位置は忘れて純粋にあれこれビットコインの仕組みやら調べていたのですが、仮想通貨の世界は規制が問題となることも多く、職業柄、法律家として立場から考えることも増えてきました。そんな訳でこのブログを活用できればと思っています。
Disclaimerとブログの方針
このブログは法令や許認可に抵触することは致しませんよ、という宣言(言い訳)を英語でDisclaimerと言います。よくニュースサイトで投資関連のニュースでも末尾によく小さい字で書いてありません?あと弁護士の書いた論文にもよく掲載されているあれです。 クレーム(claim)を否定(Dis)するからDisclaimerというんでしょうか。誰が読むんだろうと思いながら、昔しばしば依頼されちょいちょいlegal reviewしたものです。せっかくなので、このブログ用に私も自分のDisclaimerを作りました。以下のとおりです。
こういう言い訳的なコメントはあまり好きではないですし、いくらこのようなDisclaimerを置いても内容がアウトであればアウトなのは分かっていますが、自分の職業規範を踏まえ気持ち良く書いていく上の指針として整理しておきたい点なのでご容赦ください。万一自分の置かれた状況が変わることがあれば、その時には、ブログの立ち位置も明らかにしたいと思います。
仮装通貨については既に多くのブログやウエブサイトが乱立してますが、プライベートの立ち位置から弁護士的な目線で意見を出すことを一度やってみたいなと思っていましたので、自分の思考の整理も兼ねて無理ない範囲で可能性に挑戦してみようと思います。
拝